米俳優・映画監督のショーン・ペン氏、ウクライナを出国 徒歩でポーランド国境に向かう

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大統領府での記者会見に出席したショーン・ペン氏=、2月24日、ウクライナ・キエフ/Ukranian Presidential Press Service/Handout/Reuters

大統領府での記者会見に出席したショーン・ペン氏=、2月24日、ウクライナ・キエフ/Ukranian Presidential Press Service/Handout/Reuters

(CNN) 米国の俳優で映画監督のショーン・ペン氏が、同僚と移動する際使用していた車を乗り捨て、徒歩でウクライナを出国したことが分かった。

ペン氏はロシア軍のウクライナ侵攻時、同国内でドキュメンタリーを制作中と報じられていた。

最近はツイッターにスーツケースを引いて道路を歩いているとみられる自身の画像を投稿。画面奥には長い乗用車の車列も写っている。

投稿では「自身と同僚2人はポーランド国境まで数マイルを歩いた。車は道端に乗り捨てた」「画像中の車のほとんど全て、女性と子どもしか乗っていない。大半は荷物を積んでいる様子がなく、値打ちのある所持品は車だけのようだ」と説明した。

これより前には、侵攻に踏み切ったプーチン氏への批判や、抵抗するウクライナを称賛する内容をツイート。ウクライナは先頭に立って民主主義の理想を守っているとしたうえで、同国だけを戦わせるなら、「米国は魂を失う」とつづった。

ペン氏の代理人はCNNに対し、同氏がウクライナを出国したと確認した。ただそれ以上の情報を提供するのは控えた。

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