女優エマ・ワトソンがパレスチナ支持の投稿、「反ユダヤ主義」で論議真っ二つ

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パレスチナ支持を表明する女優エマ・ワトソン氏の投稿が物議をかもしている/Angela Weiss/AFP/Getty Images

パレスチナ支持を表明する女優エマ・ワトソン氏の投稿が物議をかもしている/Angela Weiss/AFP/Getty Images

(CNN) ハリウッド女優エマ・ワトソン氏がインスタグラムに掲載したパレスチナ支持の投稿がネットで物議をかもしている。イスラエルの政治家は、投稿の内容を反ユダヤ主義と位置付けて非難。これに対し、反ユダヤ主義という言葉がパレスチナ支持運動を攻撃する武器として利用されていると指摘するコメントも相次いだ。

ワトソン氏は人気映画「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で知られる女優。3日の投稿ではパレスチナ支持集会の写真に「Solidarity is a verb(連帯は動詞です)」の言葉を重ね、連帯の意味に関する学者サラ・アーメド氏の言葉をキャプションの中で引用した。

5日までに「いいね」の数は120万を超えた。寄せられた何千ものコメントは、ワトソン氏支持派と反対派に分かれている。

イスラエルの国連大使を務めた政治家のダニー・ダノン氏は自身の公式ツイッターでワトソン氏の投稿を共有し、「グリフィンドール、反ユダヤ主義を理由に10点減点」とした。

イスラエルのギラッド・アーダン現国連大使も「フィクションはハリー・ポッターでは通用するかもしれないが、現実には通用しない」「もし通用するなら、魔法界の魔法を使ってハマス(女性を抑圧してイスラエルせん滅を追求)とPA(テロを支援)を排除できる」とコメントした。(訳注:ハマスはパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配する武装組織。PAはパレスチナ自治政府を指す)

一方、米進歩派政治団体代表のリア・グリーンバーグ氏は、ダノン氏のコメントについて「パレスチナの人たちとの連帯の表現を封じ込めるため、反ユダヤ主義を武器にする皮肉と悪意の表れ」と反論した。

英政治家サイーダ・ワルジ氏も「パレスチナ人に連帯を示すことは反ユダヤ主義ではない」「パレスチナ人支持を全て抑圧しようとするこうした取り組みには、待ったをかけなければならない」と訴えた。

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