柔道女子フランス代表がDV被害訴え、パートナーは反論

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ピノさんは先週、あざのついた自分の顔をソーシャルメディアに投稿した/Margaux Pinot/Twitter

ピノさんは先週、あざのついた自分の顔をソーシャルメディアに投稿した/Margaux Pinot/Twitter

(CNN) 柔道女子フランス代表のマルゴー・ピノさんが、パートナーで柔道コーチのアラン・シュミットさんから暴力を振るわれたとしてドメスティックバイオレンス(DV)被害を訴えている。パリの裁判所はシュミットさんの起訴を認めなかったことから、ピノさん側はその判断に不服を申し立てる意向を明らかにした。

ピノさんは数日前、あざだらけになった自分の顔の写真をSNSに投稿。記者会見を開いて、シュミットさんから暴力を振るわれたと訴えていた。

「自分は死んだと思った。何とか逃げ出して近所の家に避難し、すぐに警察を呼んでもらった。私は鼻の骨折などの重傷を負い、10日間、仕事を中断しなければならなかった」。ピノさんはそうツイートしている。

一方、4年間にわたってピノさんのコーチを務めていたシュミットさんは、CNN提携局BFMTVの取材に対し、ピノさんとの関係は2年間「非常に複雑」だったと振り返った。

シュミットさんは3日、あざができた顔でBFMTVに出演してピノさんに反論、ピノさんが嘘(うそ)をついていると訴えた。「彼女は私に手を出さなかったと言っている。つまり、私が彼女を殴っているのに彼女は私に手を出さなかったということだ。本気で言っているのか?」とシュミットさんは語っている。

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