トランプ前大統領関連の新著、タイトル・表紙・内容が明らかに

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ボブ・ウッドワード氏とロバート・コスタ氏との共著「PERIL」の表紙/Obtained by CNN

ボブ・ウッドワード氏とロバート・コスタ氏との共著「PERIL」の表紙/Obtained by CNN

(CNN) 米国のトランプ前大統領を題材とした著名ジャーナリスト、ボブ・ウッドワード氏による3冊目の書籍が9月21日に発売される。1冊目の「FEAR 恐怖の男」、2冊目の「RAGE 怒り」に続くそのタイトルは「PERIL(『危難』の意味)」だ。

今作は米紙ワシントン・ポストの政治記者、ロバート・コスタ氏との共著。昨年11月の大統領選から今年1月の連邦議会議事堂襲撃、バイデン大統領の就任までの騒乱の時期を綿密に検証する内容になるとみられる。

CNNが独占入手した詳細によれば、著作は政権移行期の実態がどのようなものだったかを明らかにする。それは「単なる国内政治の危機をはるかに超えた」、「米国史上最も危険な時期」だったという。

出版は前2冊と同様、米大手出版社のサイモン・ アンド・シュスターが手掛ける。

本書に詳しい情報筋によると、ウッドワード、コスタ両氏は関係者200人以上に取材した内容を6000ページを超える文書に記録した。CNNが入手した書籍のカバーの文言にはトランプ、バイデン両政権下のホワイトハウス、2020年の大統領選、国防総省、連邦議会の内側について、深く迫る内容であることが記されている。

情報筋は共著者の両氏がこれまで知られていなかった秘密の命令の内容や、極秘の電話のやり取り、日記、電子メール、議事録、その他の個人や政府の記録を入手したと明らかにした。

「PERIL」は、立ち上がったばかりのバイデン政権の舞台裏も描いている。当時は議会襲撃からまだ数週間しか経過しておらず、新型コロナウイルスの感染が米国各地で猛威を振るっていた。

著作のタイトルはバイデン氏の就任演説の一説に由来すると、情報筋は説明した。

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