東京パラリンピック、全会場で無観客開催 4者協議で方針決定

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24日開幕の東京パラリンピックは無観客で行われることが決定した/Charly Triballeau/AFP/Getty Images

24日開幕の東京パラリンピックは無観客で行われることが決定した/Charly Triballeau/AFP/Getty Images

(CNN) 日本国内の新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、24日開幕の東京パラリンピックは全会場で無観客とする方針が決まった。日本政府と東京都、大会組織委員会、国際パラリンピック委員会(IPC)が16日の4者協議で正式に合意した。

主催側は協議後の共同記者会見で、東京都、埼玉県、千葉県で緊急事態宣言が出され、静岡県も同宣言を要請している状況などを踏まえ、無観客を含めた厳しい措置を取ると発表した。

路上競技についても沿道での観戦を自粛するよう求めるが、学校連携観戦は安全対策を講じたうえで実施することを認めると述べた。

チケット購入者には「誠に申し訳ない」としたうえで、「感染拡大の防止を図るためにはやむを得ない措置」だと理解を求めた。

東京都などの緊急事態宣言は今月31日までの期間とされていたが、政府は9月12日まで延長する方針を固めたと報じられている。

先月から今月にかけての東京五輪は、都内の全会場など競技全体の97%が無観客で開催された。

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