東京五輪の参加は「五分五分」、ウィンブルドン優勝のジョコビッチ

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ウィンブルドン選手権で優勝したジョコビッチがトロフィーにキス=11日/Adrian Dennis/AFP/Getty Images

ウィンブルドン選手権で優勝したジョコビッチがトロフィーにキス=11日/Adrian Dennis/AFP/Getty Images

(CNN) 男子プロテニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、東京五輪への参加について、現時点では「五分五分」との見通しを示した。11日に行われたウィンブルドン選手権の男子シングルス決勝で勝利した後、記者団に語った。

ジョコビッチは、無観客となったことや新型コロナウイルス感染症をめぐる厳しい規制について言及した。

ジョコビッチは「私の計画では常に五輪に行くことになっていた。しかし、今は少し割れている。過去数日で耳にしたことから五分五分だ」と述べた。

ジョコビッチは観客の入場が許されなくなったことについて、「それは素晴らしいニュースではない。それを聞いて非常にがっかりした」と述べた。

ジョコビッチはまた、選手村の内部の規制も多くなると聞いたとし、他の選手の試合も生で観戦できないかもしれないと指摘した。

ジョコビッチは「わたしのチームの非常に重要な部分であるストリンガー(ガットを張る人)さえ連れていけない。チームとして連れていける人数が制限されている」と語った。

ジョコビッチは今年すでに全豪と全仏も制しており、五輪で金メダルを獲得して全米でも優勝を果たせば、男子として史上初となる「年間ゴールデンスラム」の達成となる。

五輪は7月23日に開幕する予定。

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