エリクセン選手離脱のデンマーク代表、土壇場でグループ突破決める 欧州選手権

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グループステージで2敗を喫していたデンマークが最終戦の大勝で16強入りを果たした/Jonathan Nackstrand/AP

グループステージで2敗を喫していたデンマークが最終戦の大勝で16強入りを果たした/Jonathan Nackstrand/AP

(CNN) サッカーの欧州選手権(ユーロ2020)に出場しているデンマーク代表は21日、グループBの最終戦でロシアを4―1で下し、16チームで争う決勝トーナメントへの進出を決めた。

初戦でクリスティアン・エリクセン選手が倒れて救命措置を受ける衝撃に見舞われ、試合結果でも連敗を喫する苦しい状況にあったチームだが、土壇場での大勝により辛くも2位でのグループ突破を果たした。

第2戦のベルギー戦と同様、地元コペンハーゲンで行われたロシア戦もエリクセン選手への激励の思いでファンは結束。前半にミッケル・ダムスゴー選手が先制ゴールを挙げてチームも勢いづいた。

後半に入ると、ユスフ・ポウルセン選手がロシア守備陣のミスを突いて追加点を記録。ロシアもアルテム・ジューバ選手がペナルティーキック(PK)を沈めて1点差とするが、デンマークが終盤2点を奪って突き放した。

ロシア・サンクトペテルブルクで行われたグループBのもう1試合は、ベルギーがフィンランドを2―0で下した。

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