米NBAのステフィン・カリー、特注シューズを競売に アジア系との団結示す

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ブルース・リーの顔などがプリントされたアジア系との団結を示す特注シューズ/Joe Murphy/NBAE/Getty Images

ブルース・リーの顔などがプリントされたアジア系との団結を示す特注シューズ/Joe Murphy/NBAE/Getty Images

(CNN) 米プロバスケットボールNBAのゴールデンステート・ウォリアーズに所属する人気選手ステフィン・カリー選手が特注のシューズを競売に出品することがわかった。米ジョージア州アトランタで起きたマッサージ店銃撃事件の遺族のために資金を調達するのが目的だという。

カリー選手は4日のアトランタ・ホークスとの試合に黄、白、黒のシューズを着用し、アジア系コミュニティーとの団結を示した。米国ではこの1年間でアジア系に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が増加している。

シューズのデザインはブルース・リー財団と協力したもの。ブルース・リーの顔とともに、有名な「空の下、あるのはただひとつの家族」という言葉が添えられている。

ブルース・リー財団理事会のシャノン・リー会長はカリー選手の行動について、差別されてきた人々に対する支援と団結の行動を示す素晴らしい手本だと指摘。父親のブルース・リーさんや家族を自分たちはひとつの家族だという考えの象徴として選んでくれたことを誇りに思うと述べた。

アトランタで起きた連続銃撃ではアジア系の女性6人を含む8人が死亡した。

支援団体や当局によれば、新型コロナウイルスの流行が始まって以降、アジア系の人たちに対する外国人嫌悪の攻撃が数千件報告されているという。

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