テニス全仏オープン、9月開催に変更 選手から批判の声も

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全仏オープンの試合会場となるパリの「ローランギャロス」/MARTIN BUREAU/AFP via Getty Images

全仏オープンの試合会場となるパリの「ローランギャロス」/MARTIN BUREAU/AFP via Getty Images

(CNN) フランステニス連盟(FFT)は、当初5月に開催が予定されていたテニスの4大大会のひとつ「全仏オープン」について、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、9月へと開催時期を変更した。しかし、突然の変更について選手側から批判の声もあがっている。

全仏オープンは当初、5月18日から始まる予定だったが、開催期間が9月20日から10月4日に変更となった。

男子プロテニス協会(ATP)のバセク・ポシュピシル選手(カナダ)は米紙ニューヨーク・タイムズの取材に対し、大会期間の変更は「突然」で、「正気じゃない」と語った。前代未聞の時期に大会が協調して動くという考え方に反するものと指摘。「我々には年間のスケジュールがある」と訴えた。

新しいスケジュールでは、全米オープンの最終日のわずか6日後に全仏オープンが始まる。全米オープンのハードコートから全仏オープンのクレーコートに対応するための時間がほとんどないことになるほか、中国・武漢で開催予定の女子テニス協会(WTA)のツアーともぶつかることになる。

4大大会で2勝をあげている大坂なおみはツイッターへ、「Excusez moi(すみません)???」とフランス語で投稿した。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ATPやWTAは大会の中断を発表している。

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