アリアナ・グランデ、「そっくりモデル」でフォーエバー21を提訴

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アリアナ・グランデさんは、フォーエバー21の広告に名前や作品を無断で使われたとして、損害賠償を求める訴訟を起こした/Jamie McCarthy/Getty Images

アリアナ・グランデさんは、フォーエバー21の広告に名前や作品を無断で使われたとして、損害賠償を求める訴訟を起こした/Jamie McCarthy/Getty Images

(CNN) 米歌手アリアナ・グランデさんは4日までに、米ファストファッション大手フォーエバー21の広告に名前や作品を無断で使われたとして、損害賠償を求める訴訟を起こした。

CNNが入手した訴状によると、フォーエバー21は昨年末から今年初めにかけ、グランデさんに肖像権使用などの独占契約を持ち掛けた。しかし知名度に見合った報酬の支払いに応じなかったため、グランデさん側が契約を拒否していた。

その後、フォーエバー21と傘下のコスメブランド、ライリー・ローズがインスタグラムなどで流した広告少なくとも30件に、グランデさんの名前や作品の画像、楽曲の歌詞などが無断で使われたという。

訴状に添えられた広告の画像には、グランデさんがヒット曲「7 rings」のミュージックビデオに出演した際の髪型や服装と同じような姿のモデルも登場している。

こうした広告はすでにソーシャルメディアから削除されている。だがグランデさん側が今年2月から削除を要請したにもかかわらず、少なくとも4月までは掲載されていたという。

グランデさんは著作権や商標権や著作権を侵害されたとして、1000万ドル(約11億円)の損害賠償を求めている。

フォーエバー21はCNNへのメールで「双方が合意できる解決策が見つかり、将来も協力関係が続くことを願っている」との立場を示した。

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