サッカー女子W杯 ブラジルのマルタが大会通算17ゴール、男女通じ歴代最多

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ブラジルのマルタ(10)が、W杯で男女を通じ歴代最多となる17ゴール目を決めた/Robert Cianflone/Getty Images Europe/Getty Images

ブラジルのマルタ(10)が、W杯で男女を通じ歴代最多となる17ゴール目を決めた/Robert Cianflone/Getty Images Europe/Getty Images

(CNN) フランスで開催されているサッカー女子ワールドカップ(W杯)は18日、グループCの第3節が行われ、ブラジルが1―0でイタリアを下した。決勝点を挙げたマルタはW杯本大会でのゴール数を17に伸ばし、男女を通じて歴代最多得点者となった。

ブラジルは後半29分に獲得したPKをマルタが決めて接戦を制した。W杯5大会で得点を挙げている33歳のマルタは、これで大会通算ゴール数を17とし、男子の元ドイツ代表、クローゼの16を上回った。

PKを成功させたマルタは自身のスパイクに口づけをして記録更新を祝った。

グループCのもう1試合は、オーストラリアがジャマイカを4-1で破った。ジャマイカはハバナ・ソローンが同国女子代表による記念すべきW杯初ゴールを決めたが、オーストラリアのサム・カーに4ゴールを叩き込まれて万事休した。オーストラリアの女子代表選手がW杯でハットトリックを達成したのは初めて。

この結果、グループCはイタリア、オーストラリア、ブラジルが決勝トーナメントに進出。一方、カリブ海諸国として初の女子W杯に挑んだジャマイカは3連敗でグループステージでの敗退が決まった。

国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手に6度選ばれているブラジルのマルタだが、W杯の優勝経験はない。2007年大会の準優勝がこれまでの最高成績だ。

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