米コメディアンが中東絡みのジョーク 客に通報され聴取

エジプト生まれの米国人コメディアン、アーメド・アーメドさん/Jason Davis/Getty Images

エジプト生まれの米国人コメディアン、アーメド・アーメドさん/Jason Davis/Getty Images

(CNN) 米フロリダ州ネープルズのコメディークラブでコメディアンが中東のテロに絡む冗談を飛ばしたところ客の1人に緊急通報され、警察の取り調べを受ける騒ぎがこのほどあった。

このコメディアンはエジプト生まれのアーメド・アーメドさん(48)で、今月12日の出演で客に中東出身者がいるかと質問。多数が手を上げたところ、出身国も尋ねた後に「イラク、イラン、パキスタンやここやあそこから」と自ら続け、「素晴らしい。我々は独自の小さなテロ組織を結成出来るかもしれない」とのおちを付けたという。

通報者はこの発言を受けて落ち着かない気持ちになったなどと述べた。一方、アーメドさんはツイッター上で、通報者は冗談の言葉を間違って伝えたと主張。「我々は自らのテロ組織を起こすことが出来るとは決して言っていない」と反論した。

緊急通報はアーメドさんの出演日の翌日のことで、同クラブの経営者はCNNの取材に警官の訪問に驚いたと指摘。「(アーメドさんは)恐らく他のコメディアンと比べ率直過ぎたのだろう」と推測。その上で、他人を傷付ける意図はなかっただろうし、単にうけを狙ったものだろうとも述べた。

アーメドさんは警官の聴取を受けた際のビデオ映像もオンライン上で公開。映像には警官の1人が「冗談を変えちゃだめだよ」など語る様子も映っていた。警官は非常に礼儀正しかったと報告もした。

アーメドさんの話芸への人気は高く、同クラブでの再演にも同意した。騒動を振り返り、自身や関係者らの時間を浪費させた行動には仰天し困惑もしたが、終始面白かったとも述べた。

アーメドさんは生後1カ月の時に米カリフォルニア州に移住していた。

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