NYのギャラリーから作品盗まれる 白昼堂々の犯行

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ニューヨーク市のギャラリーから白昼堂々彫刻を盗む男を監視カメラが捉えた/courtesy of NYPD

ニューヨーク市のギャラリーから白昼堂々彫刻を盗む男を監視カメラが捉えた/courtesy of NYPD

(CNN) 米ニューヨーク市マンハッタンのギャラリーに展示されていた作品が盗まれ、警察が捜査していることが分かった。白昼堂々の犯行だったという。

ニューヨーク市警(NYPD)の発表によると、マンハッタン中心部にあるセントラルパークから道路をはさんだ向かい側にある「ギャラリー・バルトゥ」から25日午後4時半ごろ、仏彫刻家フレッド・アラール氏の作品が盗み出された。

NYPDが公開した防犯カメラの映像には、男が作品を両手に抱え、ドアから出ていく姿が映っている。

作品の価値は1万6000ドル(約180万円)相当とされる。大きな透明の袋に金の鎖でできた買い物かごが入り、かごには銀のボトルが詰まっている。インスタグラム上では、高級ブランドの名前が入った袋やかごにキャンディーや飲み物を詰めた同氏の作品が多数紹介されている。

ギャラリーによると、館内の警備要員は当時、裏で作品設置作業の手伝いをしていたという。ギャラリーは事態を重く受け止め、警備体制を徹底させると表明した。

NYPDによると、27日までに逮捕者はなく、依然として捜査を続けているという。

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