アニメ映画「グリンチ」、初週の興収75億円で首位に

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ホリデーシーズンにアニメ映画「グリンチ」が登場

ニューヨーク(CNN Business) 作家ドクター・スースの名作をアニメ化した作品「グリンチ」が公開初週の週末に北米市場で6600万ドル(約75億円)の興行成績をあげて興収番付で首位に立ったことが12日までにわかった。世界興収は7870万ドルだった。

主人公のグリンチの声優は、ベネディクト・カンバーバッチが担当。制作は、ユニバーサル傘下で、「怪盗グルーの月泥棒 3D」や「ミニオンズ」「ペット」を手掛けたイルミネーション・エンターテイメント。

市場予測では興収はおよそ6000万ドルとみられていたが、この数字を上回った。今年公開された映画では、「ブラックパンサー」や「インクレディブル・ファミリー」「ヴェノム」といった作品が公開初週に市場の予想を上回る成績をあげている。

調査会社コムスコアによれば、今年のこれまでの映画の興収は、前年比で約10.5%増えている。

北米市場では来週以降も、「ハリー・ポッター」シリーズの新作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」や、「クリード 炎の宿敵」「アクアマン」といった話題作の公開が控えている。

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