自撮りで誤ってスタンド倒す、名画が損傷 ロシア美術館

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自撮りをしようとして女性が誤って作品を倒す出来事があった=10月27日、ロシア・エカテリンブルク/Russian Ministry of Internal Affairs

自撮りをしようとして女性が誤って作品を倒す出来事があった=10月27日、ロシア・エカテリンブルク/Russian Ministry of Internal Affairs

(CNN) ロシア中部エカテリンブルクで、美術館を訪れた女性グループが誤って展示用スタンドを倒し、名画を傷付けてしまったことが分かった。グループの1人が作品をバックに自撮り写真を撮影していたという。

ロシア内務省と国営タス通信によると、この出来事が起きたのは先月27日。スタンドにはスペイン近代絵画の巨匠ゴヤの版画集「ロス・カプリチョス」の1作品と、これを20世紀の代表的画家ダリが彩色した作品がかけられていた。

館内の監視カメラには、作品を鑑賞する人々が映っている。スタンドが突然倒れ、その背後に1人の人物の姿が見える。

タス通信は、両作品の額縁と保護ガラスが壊れ、ダリのほうはさらに作品自体も損傷したと伝えている。

内務省が特定した女性3人のグループは調べに対し、自撮り写真を撮ろうとした時、誤ってスタンドに触れてしまったと話している。3人は中西部チェリャビンスクからツアーで訪れていた。

エカテリンブルク当局は女性らの刑事責任を問わない方針だという。

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