ユーチューブ、人気投稿者に懲罰措置 樹海遺体動画で

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人気ユーチューバーが謝罪、自殺遺体の動画を投稿

ニューヨーク(CNNMoney) 米人気ユーチューバー、ローガン・ポール氏が動画投稿サイト「ユーチューブ」に青木ケ原樹海の遺体を映した動画を投稿した問題で、ユーチューブは10日、広告主向けの特別プログラム「グーグル・プリファード」から同氏のチャンネルを削除する決定を下したと発表した。

ポール氏はまた、以前に出演していたインターネットドラマの「フォーサム」も降板になる見通し。このドラマは有料サービスの「ユーチューブ・レッド」で放映されている。ユーチューブはさらに、ポール氏が出演予定だったオリジナル映画の製作を「中断」したとも明らかにした。

ポール氏は1週間以上前に青木ケ原樹海の木からつり下がった遺体の動画を投稿、物議をかもしていた。青木ケ原は自殺者が多い場所としても知られる。

この動画は広く視聴され、多くのユーザーの反感を買った。ポール氏は動画を削除して謝罪。視聴者獲得を目的としていたわけではなく、自殺に対する啓発と予防を意図していたと述べた。

ユーチューブも先週、声明を出して遺族に弔意を表明。この時はポール氏に対し、「コミュニティーガイドライン」に違反しているとの判断を通知していた。こうした通知を3カ月で3回受け取ったチャンネルは同サイトを利用できなくなる場合がある。

ただユーチューブに対しては、より強い懲罰的な措置を取らなかったとして、さらなる反発の声が上がっていた。

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