プーチン大統領、ロシア選手に五輪ボイコットを指示せず

2017.12.07 Thu posted at 12:45 JST

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(CNN) 国際オリンピック委員会(IOC)は来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪へのロシア選手団参加を禁止すると決定したが、ロシアのプーチン大統領は6日、同国の選手に五輪ボイコットを指示しない方針を表明した。

IOCの調査では、ロシアが反ドーピング規定の「組織的な操作」を行っていたことが判明。これを受けロシアは5日、平昌五輪への参加を禁止するとの通告を受けていた。ただ、潔白を証明できるロシア人選手は、「ロシアからの五輪選手(OAR)」という肩書で競技に「招待」される見通し。

ロシア国営RIA通信によれば、プーチン氏は今回、「間違いなく五輪ボイコットは宣言しない。我が国の五輪選手が個人資格での参加を希望すれば、競技参加を阻止することはない」と言明した。

プーチン氏はまた、訪問先の自動車工場で行った演説で、多くの選手がそのキャリアを通じて五輪に向け準備してきたことに注意を促し、「この大会は彼らにとって非常に重要だ」と指摘。こうしたことから、大会参加を不可能にする条件を設けるつもりはないと表明した。

一方で、五輪参加禁止の決定については、政治的な動機に基づいたものだとし、「完全に仕組まれた、政治的な動機に基づく決定のように見える。この点について私は何ら疑いを抱いていない」と主張した。

著名なロシア五輪選手の一部はプーチン氏の発言に先立ち、競技に参加するかどうかまだ決定していないと説明。

フィギュアスケート世界選手権を2度にわたり制覇したメドベージェワ選手は、IOCの決定を受け記者団に、参加の是非を決めるのは「時期尚早」だと話していた。

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