米映画の週末興収、「ダンケルク」が56億円で首位

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監督・キャストが語る「ダンケルク」

ニューヨーク(CNNMoney) 第2次世界大戦をテーマにしたワーナー・ブラザーズ配給の映画「ダンケルク」が週末公開され、北米での興行収入1位となる5050万ドル(約56億円)を記録した。世界全体では1億590万ドルだった。

当初予想された興収は4000万ドル程度だったが、公開に先立ちメディアが極めて高い評価を与えていたことで客足が伸びたとみられる。

同作の撮影に当たりクリストファー・ノーラン監督は解像度の高い70ミリフィルムを使用。これが話題を呼び、観客の間に映画館で鑑賞したい作品という評判が定着した可能性がある。

ダンケルクには英俳優のトム・ハーディーやマーク・ライランスらが出演している。

ユニバーサル配給のR指定コメディー映画「ガールズ・トリップ」が北米の興収で2位につけたのは、さらに驚くべき結果と言える。推定3040万ドルは予想の2倍の額であり、制作費の2000万ドルも上回る。

デジタル市場調査会社、コムスコアの上級メディア・アナリスト、ポール・ダーガラベディアン氏はガールズ・トリップについて、ダンケルクの対極に位置する作品としたうえで、夏のR指定コメディーは当たらないというこれまでのジンクスを覆したと語った。

両作品は予想外の健闘を見せたものの、今夏全体での映画の興行収入は昨年より7%前後減少している。

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