コロンビア大統領選、保守派ドゥケ氏が決選投票勝利へ

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決選投票へもつれ込んだコロンビア大統領選は保守派のドゥケ氏が勝利する見通しに

決選投票へもつれ込んだコロンビア大統領選は保守派のドゥケ氏が勝利する見通しに

(CNN) 南米コロンビアの大統領選は17日に決選投票が行われ、当局の発表によると開票率99%超の時点で保守派のイバン・ドゥケ氏が勝利する見通しとなった。

ドゥケ氏の得票率は約54%。対立候補で首都ボゴタの前市長グスタボ・ペトロ氏の得票率は約41%だった。

任期満了を迎える現職のサントス大統領は17日にツイッターで、ドゥケ氏に電話をかけて祝意を伝えたことを明らかにした。

上院議員を4年間務めたドゥケ氏は41歳。大学教授であり、経済に関する著書もある。先月27日の投票では得票率が39%と50%に届かず、ペトロ氏との決選投票にもつれ込んでいた。

今回の選挙は、サントス大統領が左翼ゲリラ組織コロンビア革命軍(FARC)との間で結んだ和平合意の是非が大きな争点となった。長年にわたり政府に武力闘争を仕掛けてきたFARCは和平合意に基づく武装解除に応じ、今後は思想上の目的を政党活動によって追求するとの考えを示している。

決選投票を戦った2候補のうち、ペトロ氏は合意を支持。FARCに対して厳しい立場をとるドゥケ氏は、合意に公然と反対していた。

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