メキシコ南東部でM7・2の地震、津波の恐れなし

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メキシコ市では地震で建物が揺れた

メキシコ市では地震で建物が揺れた

(CNN) 米地質調査所(USGS)は16日、メキシコ南東部で同日夜、マグニチュード(M)7・2の強い地震が発生したと報告した。震源はオアハカ州で、同州当局者はこの揺れで物理的な損傷はあったものの人的な損失はないと発表した。

USGSは当初、M7・5と観測したが、後になって修正した。震源の深さは約24・6キロ。同州では5・8の余震も起きたとした。米太平洋津波警報センターは全てのデータを吟味した上で津波の恐れはないと述べた。

メキシコのペニャニエト大統領はツイッターで、震源はオアハカ州ピノテパ・ナシオナルの北東部と報告した。

今回の地震の震源から約348キロ離れた首都メキシコ市では揺れるビルから入居者が一斉に通りに逃れるなどの混乱が生まれた。ただ、負傷者の発生は直ちに確認されていない。同市では昨年秋、大規模地震に襲われ、200人以上の犠牲者が出ていた。

メキシコでは昨年9月、大規模地震が2度にわたって発生。同月8日に同国南部沖の太平洋を震源とするM8・1の地震が起き、少なくとも90人が死亡。同月19日にはメキシコ市などの同国中部でM7・1の地震があり、少なくとも216人が亡くなっていた。

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