反政府デモの死者21人に、ハメネイ師「敵が扇動」 イラン

2018.01.03 Wed posted at 12:00 JST

(CNN) イランの反政府デモによる死者が21人に達する中、同国の最高指導者ハメネイ師は2日、イランの「敵」が国内の混乱をあおっていると非難した。

ハメネイ師は、昨年12月28日にデモが始まって以来、初めて発言し、イランの敵国が「デモに加担している」と非難した上で、暴徒化しているデモの責任は敵国にあると指摘した。

ハメネイ師は「敵は、(デモに)参加する機会やすきを待っている」と指摘。資金や武器、情報を持つイランに敵対する人々が皆、イランやイラン革命に対して問題を引き起こそうとする勢力に加担していると述べたが、具体的な国名は挙げなかった。

ハメネイ師の発言に対し、ヘイリー米国連大使は、一連のデモがイランの敵国の陰謀とする発言は「全くのでたらめ」と述べた上で、「数日以内に」ニューヨークで国連安保理常任理事国の緊急会合を開催し、さらにジュネーブにある国連人権理事会でイランのデモに関する討議を行うよう求める考えを示した。

ヘイリー大使は「イランの人々は自由を強く求めている。自由を愛する誰もが、彼らの動機を支持しなくてはならない」と付け加えた。

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