ハリケーン「ホセ」は大西洋北上へ、カリブ海諸国に朗報

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ハリケーン「ホセ」はカリブ海諸国から離れるルートをとる見通し

ハリケーン「ホセ」はカリブ海諸国から離れるルートをとる見通し

(CNN) 米国立ハリケーンセンターは9日、強大ハリケーン「イルマ」を追うように大西洋上に発生していたハリケーン「ホセ」の勢力はカリブ海諸国の外縁部分から離れ、北方へ進む動きを見せていると報告した。

カリブ海諸国は「イルマ」の通過に伴って被害を受けており、ホセの地域からの離反は朗報となっている。ホセの勢力は5段階に分けられるハリケーンの規模で上から2番目の「カテゴリー4」。

同センターによると、ホセは米東部時間9日午後5時ごろの時点で、米自治領プエルトリコの東南部にあり、西インド諸島の一部である北リーワード諸島の北北東約85マイル(約137キロ)に位置し、最大風速は時速145マイル(秒速約65メートル)。時速14マイル(時速約23キロ)で北西の方向へ移動している。

ただ、ホセの勢力に近いセントマーチン、セントバーツ両島は9日夕の時点で熱帯暴風雨の警告下にある。ホセの接近でアンギラ島は同日夕を通じ降雨が予想され、洪水が続く可能性も指摘されている。

イルマの目は6日、住人が約1800人の小島バーブーダに上陸。アンティグア・バーブーダ政府の首相によると、国内の建物の約95%が被害を受け、通信設備が破壊された。

イルマは米フロリダ州への直撃が懸念されている。

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