トランプ氏、炎と怒り発言は「厳しさ足りず」 北に再度警告

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「炎と怒り」では「厳しさ足りず」

米ニュージャージー州ブリッジウォーター(CNN) トランプ米大統領は10日、休暇先のニュージャージー州のゴルフクラブで記者団に対し、北朝鮮が威嚇を続ければ「炎と怒り」を浴びせるとした先日の発言について、厳しさが足りなかったかもしれないと述べた。北朝鮮に改めて強く警告した形だ。

トランプ氏は、過去の政権は北朝鮮への対抗策が十分ではなかったとの認識を示し、今は大統領が「国を守る」べき時だと述べた。対北朝鮮制裁が機能しない可能性があるとの懸念も表明した。

トランプ氏は8日、「北朝鮮はこれ以上米国を威嚇しない方が良い」「彼らは世界が見たこともないような炎と怒りに直面するだろう」などと述べていた。

今回記者団から先制攻撃について聞かれると、「それに関しては話さない」「今後の展開を見ていく」と発言。将来の軍事的な選択肢については議論しないとし、北朝鮮への先制攻撃の可能性を排除しなかった。

一方で、米国は北朝鮮との交渉を「いつでも検討していく」とも述べた。

米領グアム周辺へのミサイル発射計画を8月中旬までに策定すると北朝鮮が威嚇していることに対しては、自身も威嚇で応酬。「彼がグアムに何をするのか見てみよう」「彼がグアムに対し何かすれば、これまで誰も目にしたことがないような出来事になる」と述べた。北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に言及したものとみられる。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]