ロシア、北極圏用の防空システムを初公開 戦勝式典で

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ロシアの軍事パレードに登場した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「ヤルス」

ロシアの軍事パレードに登場した大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「ヤルス」

(CNN) ロシアは11日までに、第2次世界大戦での対ドイツ戦勝を祝う恒例の式典を実施し、北極圏での戦闘を想定したとみられる防空ミサイルシステムなどを初めて披露する軍事パレードも行った。

ロシア国営のスプートニク通信が伝えた。

首都モスクワの「赤の広場」での軍事パレードに登場した兵器などは100以上で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「ヤルス」も披露された。パレードには兵士1万人以上が参加した。

ロシアは資源が豊富とされる北極圏で米国やカナダ、ノルウェーなどと競うように軍事活動を進めている。

ロシアのプーチン大統領は戦勝式典での演説で、第2次大戦はロシアに警戒を怠らず、いかなる攻撃にも備えた準備が必要との教訓を与えたと主張。その上で、テロとの戦いにおける国際社会の団結が重要との考えも示した。

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