特別検察官によるトランプ氏への質問リスト、米紙が入手

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ロシアの選挙介入疑惑について調べを進めているマラー特別検察官。NYT紙が「質問リスト」の要約を伝えた

ロシアの選挙介入疑惑について調べを進めているマラー特別検察官。NYT紙が「質問リスト」の要約を伝えた

ワシントン(CNN) ロシアによる米大統領選介入疑惑を捜査するマラー特別検察官がトランプ大統領への事情聴取を求めていると伝えられるなか、米紙ニューヨーク・タイムズは30日、マラー氏が挙げている質問項目のリストを入手したとして内容の要約を伝えた。

質問の対象は2016年の大統領選やトランプ氏の人間関係など、広範に及んでいる。

トランプ政権発足時の大統領補佐官でロシア政府との接触をめぐり辞任したマイケル・フリン氏や、すでにマラー氏の聴取を受けているコミー前連邦捜査局(FBI)長官、セッションズ司法長官らに関する項目が含まれているという。

同紙は具体的な質問として、「フリン氏が16年末にロシア大使と電話で話した内容について何を知っていたか」「コミー氏解任の決断はいつ、どういう理由で下し、だれがかかわったのか」「特別検察官の解任についてどんなことを話したか。今年1月に解任が検討されているとの報道があった際、どう対応したか」という内容を挙げている。

CNNが今年3月、事情に詳しい関係者から得た情報によると、大統領の弁護士チームはマラー氏のチームから口頭で伝えられた質問内容を基に、数十項目の想定質問集を用意したとされる。

ある情報筋が30日、CNNに語ったところによれば、ニューヨーク・タイムズが報じた質問項目はこの内容と一致するという。

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