更迭相次ぐホワイトハウス、ゴルカ大統領副補佐官が退任

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ゴルカ大統領副補佐官が退任

(CNN) 米ホワイトハウスのテロ対策顧問を務めていたセバスチャン・ゴルカ大統領副補佐官(国家安全保障担当)が退任したことが分かった。2人の政権当局者がCNNに語った。

一方の当局者は、ゴルカ氏が25日、ケリー大統領首席補佐官に辞表を提出したと述べた。辞任の背景として、同氏はこの先、責任ある仕事を任される見込みがないことが明らかになっていたと指摘した。

しかしもう一方の当局者は記者団への声明で、「辞任ではないがホワイトハウスにはいない」と述べた。CNNが取材した複数の政権当局者は、同氏が更迭されたとの見方を示している。

ホワイトハウスではこのところ、金曜日ごとに高官の退任が続いている。ケリー氏は先月末の就任以降、スタッフの職務などについて見直しを進めてきた。この結果、ゴルカ氏が果たせる役割はないと結論付けたとの情報もある。

ゴルカ氏はトランプ大統領の国家安全保障政策や発言を強硬に擁護する攻撃的な姿勢で知られ、テレビ司会者や記者らと議論を戦わせる場面も多かった。この点はトランプ氏から高く評価されていたようだ。

同氏は英国生まれでハンガリー人の両親を持つ。右派系ニュースサイト「ブライトバート・ニュース」の出身で、同サイトの会長だったバノン前首席戦略官の退任が18日に発表された後、続投を危ぶむ声が強まっていた。

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