米ジョージア州下院補選、共和党候補が当選確実に

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ジョージア州下院補選、共和党候補が勝利へ

アトランタ(CNN) 米ジョージア州アトランタ北郊の連邦下院第6選挙区で20日に実施された補欠選挙で、共和党のカレン・ヘンデル氏が民主党のジョン・オーソフ氏を破り、当選する見通しとなった。

伝統的な共和党地盤で民主党が議席奪取を狙う展開に、全米から注目が集まっていた。

ヘンデル氏は同日午後10時(日本時間21日午前11時)の時点で、得票率がオーソフ氏を4.8ポイント上回り、勝利を確実にした。

同選挙区選出の下院議員からトランプ政権の厚生長官に就任したトム・プライス氏が、対立候補と20ポイント前後の差をつけて大勝していたこれまでの選挙に比べ、大接戦になったといえる。しかし、この選挙に2300万ドル(約25億円)の資金をつぎ込んで勝利を狙った民主党陣営の願いはかなわなかった。

トランプ政権の発足後、カンザス、モンタナの各州でも下院の補選が行われ、共和党が議席を維持していた。同日実施されたサウスカロライナ州第5選挙区の補選は予想外の接戦となったが、午後9時すぎに共和党候補の当選が確実になった。

トランプ氏の支持率低迷を背景に、民主党はジョージアでの議席奪取に望みをかけていたが、これで4連敗を喫したことになる。

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