英女王のコーギー犬死ぬ、18歳のとき贈られた犬の最後の末裔

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ペットのコーギー犬の1匹と写真に収まる英エリザベス女王=1970年

ペットのコーギー犬の1匹と写真に収まる英エリザベス女王=1970年

ロンドン(CNN) 英エリザベス女王が飼っていたコーギー犬がこのほど、がんとの闘病の末に亡くなった。英メディアが報じた。この犬は女王が18歳のころに飼い始めた犬の直系の中で最後に残った1匹だった。

「ウィロー」と名付けられたこのコーギー犬は15日、ウィンザー城で安楽死させられた。14歳だった。英王室はCNNに対し、私的な問題だとの理由からウィローの死に関するコメントを控えた。

エリザベス女王はほかにも複数の犬を飼っていることで知られるが、ウィローは女王が18歳の誕生日にもらったコーギー犬「スーザン」の直系に当たる最後の1匹だった。

英紙デイリーメールによるとスーザンは1944年、父ジョージ6世の飼っていたコーギー犬「ドゥ―キー」を気に入った当時のエリザベス王女に贈られたという。王女はスーザンを大変かわいがり、47年のフィリップ殿下との新婚旅行にも連れて行ったとされる。

スーザンから数えて14代目のウィローも英王室で愛される存在だった。2012年、ロンドン五輪開会式のために制作された映像では、エリザベス女王とともに登場。人気スパイ映画シリーズ「007」の1シーンという設定で、主人公ジェームズ・ボンド役の英俳優ダニエル・クレイグと共演している。

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