イスラエルのサッカークラブ、トランプ氏にちなみ改名 大使館移転で

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トランプ氏にちなんでクラブ名を変更したベイタル・エルサレムのサポーター

トランプ氏にちなんでクラブ名を変更したベイタル・エルサレムのサポーター

(CNN) 中東イスラエルを代表する名門サッカークラブの1つ、ベイタル・エルサレムがこのほど、クラブの名称を米国のトランプ大統領にちなみ「ベイタル・トランプ・エルサレム」へと変更した。米国の在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移設することを決断した同大統領をたたえるための措置とみられる。

クラブが名称変更をソーシャルメディアで発表したのは、新大使館が正式に開館する前日の13日。トランプ氏の名を冠した今回の変更について、クラブ側は同氏の「勇気ある措置」に敬意を表したかったと説明した。

声明ではさらに「エルサレムをイスラエルの永遠の首都と認定することで、トランプ氏は勇気と、イスラエル国民への本当の愛を示してくれた」「街の強力なシンボルの1つとして、ベイタル・エルサレムはトランプ氏の愛情と支援に喜んで敬意を表する」と述べた。

ベイタルはイスラエルリーグ優勝6回を誇る強豪だが、熱狂的なサポーターがスタジアムで反アラブ・反イスラム的な内容の応援歌を歌って罰則を受けるなど物議を醸してきた。

同クラブはこれまでアラブ圏の選手と契約を結んだことがない。2013年、ロシアのリーグでプレーしていたイスラム教徒の選手2人と契約した際には、サポーターがクラブのオフィスに火をつける事件を起こしている。

トランプ氏が在イスラエル大使館移転決定を発表して以降、イスラエル国内では公園や街路、鉄道駅などに同氏の名前を付ける動きが相次いでいた。

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