白血病患者への献血で試合を欠場へ、サッカー選手が決断 蘭

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白血病患者への献血のために次の試合を欠場することを決めたレンナート・ティー選手

白血病患者への献血のために次の試合を欠場することを決めたレンナート・ティー選手

(CNN) オランダのサッカー1部リーグで活躍する26歳の選手が、自身とDNAの適合する白血病患者に献血するために次の試合を欠場する予定であることが14日までに分かった。

試合よりも人命を優先する決断をしたのは、オランダ1部リーグのVVVフェンロに所属するドイツ人フォワード、レンナート・ティー選手。独ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンでプレーしていた7年前、将来白血病に苦しむ人を救えるかもしれないとの思いから自らのDNAを提供していた。

VVVは声明で「1人の白血病患者とDNAが適合することが明らかとなり、ティー選手は献血に協力することを決めた。これにより幹細胞の移植が可能になる」と説明。

「こうした処置を通じて急性白血病の患者を治療できる。VVVフェンロはもちろんティー選手の要望を受け入れ、これらの特別な過程に協力することを認めた」と述べた。

さらに「DNAが適合する確率は極めて低く、まさに異例の事態といえる」と付け加えた。

現在リーグ12位のVVVは、17日に首位のPSVアイントホーフェンと対戦する。VVVが確認したところによると、ティー選手は今週いっぱいチームを離れ、来週から練習に復帰する。

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