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洋服だんすに眠る「幻の原稿」、公開は未定 ハリポタ著者

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ハリポタ著者の「忘れられない写真」とは

(CNN) 世界中の読者を魅了したファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズの著者、J・K・ローリングさんの洋服だんすに眠る、未公開の作品とは――。ローリングさんがこのほど、CNNとのインタビューで意外な秘密を明かした。

ローリングさんが「ハリー・ポッター」シリーズの第一作目を執筆した時、英スコットランド・エジンバラのカフェに通い、ノートに手書きした話はよく知られている。そんなローリングさんの隠された一編は、パーティー・ドレスに書かれているというのだ。

ローリングさんはハロウィーンに合わせて50歳の誕生パーティーを開いた時、「自分にとっての悪夢」という仮装テーマを設定した。ローリングさん自身は「なくなった原稿」を表現するため、ドレスに童話の原稿を書いて参加したという。

「あの作品が世に出ることがあるかどうかは分からない。今はたんすにつってあります」という話は、ファンをやきもきさせそうだ。

インタビューの前半では、ローリングさんが子どもたちへの支援を目的に運営する慈善団体「ルモス」について語った。

活動を始めたきっかけは、新聞で見かけた1枚の写真だったという。チェコのある施設で、金網に囲まれたベッドから泣き叫ぶ幼い男の子。当時ちょうど妊娠中で、子どもの話題に敏感になっていたこともあり、その光景に胸を深くえぐられた。「写真が今でも目に浮かぶ」と、ローリングさんは振り返る。

ローリングさんが個人的に最も恐怖を感じる対象を挙げるとすれば、「無力であること」と「狭い空間」。金網の中に閉じ込められた男の子の姿は、ローリングさんの本能的な恐怖をかき立てたという。

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