サッカー元伊代表ガットゥーゾ氏に八百長疑惑、捜査受ける

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八百長試合への関与が発覚したガットゥーゾ氏

八百長試合への関与が発覚したガットゥーゾ氏

(CNN) イタリアのサッカー連盟は19日までに、同国1部リーグ(セリエA)の2010~11年シーズンの試合で八百長疑惑が発覚し、元イタリア代表MFで06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会優勝メンバーのジェンナロ・ガットゥーゾ氏(35)の関与が調べられていることを明らかにした。

クレモナの検察当局による八百長捜査の進展状況を伝える公式サイト上の声明で述べた。

声明によると、複数の試合に関する八百長疑惑をめぐっては既に4人が逮捕された。4人の身元は不明。ガットゥーゾ氏の言い分などは伝えられていない。

セリエAの名門ACミランの元選手クリスチャン・ブロッキも捜査対象となっている。

守備的MFとして活躍したガットゥーゾ氏はACミランに13季在籍。この間、チャンピオンズリーグ(CL)の2度の制覇、2度のリーグ優勝や07年のクラブW杯優勝に貢献した。

現役引退後はスイスのサッカークラブ、シオンの監督に就任したが解任され、今季はイタリア2部リーグのパレルモを指揮したが成績不振で更迭されていた。

イタリアのサッカー界では違法賭博や八百長疑惑がここ数年表面化し、有名選手や監督が処分も受けていた。セリエAの強豪ユベントスの監督を現在務めるアントニオ・コンテ氏も2部リーグでシエナを率いていた際、八百長工作を報告しなかったとして4カ月の試合出場停止処分を受けたことがある。

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