裏庭のさびた金庫から多額の現金や宝飾品、NYの夫婦が発見

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裏庭のさびた金庫から現金や宝飾品

(CNN) 米ニューヨーク州スタテンアイランドに住む夫婦が、この家に引っ越してきた当時から裏庭に放置されていたさびだらけの金庫から、多額の現金や大量の宝飾品を発見する出来事があった。

金庫を発見したのはマシュー・コロナエマヌエルさんと妻のマリアさん。裏庭の木の陰にさび付いた金属片があることには気付いていたが、配電盤か何かだと思って気に留めることなく、何年も放置していたという。

しかし裏庭の樹木が野生のシカに荒らされて見通しが良くなったことで、金属片が目立つようになり、掘り返したところ、古い金庫だったことが分かった。

開けてみると、5万2000ドル(約580万円)相当の現金やダイヤモンド、婚約指輪、ひすいをあしらった金の指輪といった宝飾品や貴金属が、何百点もビニール袋に入れて収められていた。

近所の住人の住所を書いた紙片もあったことから、この家を訪問して尋ねると、盗みの被害に遭ったことがあると打ち明けられたという。

ニューヨーク警察によると、この家は2011年12月、何者かに侵入され、金庫を盗まれていた。中には5万2000ドル相当の現金や宝飾品などが入っていたという。

マリアさんによると、警察はこの家の住人に対し、盗まれた金庫は二度と戻ってこないだろうと告げていた。その金庫が見つかったと知らされた時は震えていたと、マシューさんは話している。

金庫の中身を自分たちのものにしなかった理由について、マリアさんは「そんなことは問題外。私たちのものではないから」と言い切り、マシューさんは「きっといい報いがある」と言い添えた。

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