米ユナイテッド航空、犬の誤輸送で行き先変更 週3度目のミス

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ユナイテッド航空の機体。犬のトラブルが1週間で相次いだ

ユナイテッド航空の機体。犬のトラブルが1週間で相次いだ

(CNN) 米ユナイテッド航空は16日、ニュージャージー州からオハイオ州アクロンに向かう予定だったペットの犬が誤ってミズーリ州セントルイス行きの便に乗せられていたことが判明し、同便の行き先を変更してアクロンに向かわせたと明らかにした。ユナイテッド航空でペット絡みのミスが起きるのはこの1週間で3度目。

セントルイス行きのユナイテッド航空3996便には乗客33人が乗っていた。同航空はCNNの取材に、犬は「持ち主のもとに無事届けられた」と明らかにした。

行き先変更を受け、乗客全員に対し補償金の支払いを申し出たとしている。補償金についての詳細は明かさなかった。

ユナイテッド航空では13日、カンザス州に到着予定だった10歳のジャーマンシェパード「アーゴー」が別の犬と取り違えられ、日本に空輸される出来事が起きていた。アーゴーは15日に飼い主一家と再会。ユナイテッド航空は取り違えが判明した後に謝罪した。

また12日には、ヒューストン発ニューヨーク行きの便でフレンチブルドッグが頭上の荷物入れに入れられ死んだ。ユナイテッド航空の客室乗務員は飼い主に対し、キャリーケースに入った犬をそこに収納するよう指示していた。同航空の広報担当者によれば、飼い主はケース内に犬が入っていることを説明したが、客室乗務員は「聞こえなかったか理解をしていなかった状態で、意図的に犬を頭上の荷物入れに収納させたわけではない」という。

この出来事はインターネット上で反発を招き、上院議員がユナイテッド航空に説明を求める事態に発展した。

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