機内スイートにダブルベッド、シンガポール航空が新客室を披露

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室内には座席とは別に長さ約190センチのベッドを置いた

室内には座席とは別に長さ約190センチのベッドを置いた

(CNN) シンガポール航空は、8億5000万ドル(約970億円)をかけてエアバスA380型機を改装し、ホテルの客室のようなスイートや、ダブルベッドにもなるビジネスクラス座席を配した旅客機を披露した。

同航空はエアバスA380型機が登場した2007年から、いち早く最上位クラスにダブルベッドを導入。今回はさらに快適性を高めたとしている。

スイートは2階前方に6室を配置。通路との間に半分の高さの引き戸で仕切りを設け、室内には座席とは別に長さ約190センチのベッドを置いた。座席は270度の回転式で45度のリクライニングができる。

食事はウェッジウッド製の食器で用意され、衛星を使った高速無線LANサービスも完備。32インチの高画質テレビ、ラリックのアメニティー、レザー製の収納棚、エンターテインメントや照明調節用のタブレット端末もそろえた。

プライバシーを重視した新しいスイートは、出張の多い多国籍企業の経営者などに歓迎されそうだ。

一方、新しいビジネスクラスの座席には、F1のレーシングカーに使われているような炭素繊維を採用した。隣の座席との間の仕切りを取り払って、長さ約198センチでフルフラットのダブルベッドにすることもできる。

新しいスイートとビジネスクラス座席はA380型機19機に導入され、まずシンガポールとシドニーを結ぶ便で12月18日に就航予定。往復運賃はスイートが6600ドル(約75万円)から、ビジネスクラスは3100ドル(約35万円)から。

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