成田発のエミレーツ機内で乗客が出産、定刻通りに到着

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成田空港からドバイ国際空港に向かう旅客機内で乗客が出産した/Christopher Pike/Bloomberg/Getty Images

成田空港からドバイ国際空港に向かう旅客機内で乗客が出産した/Christopher Pike/Bloomberg/Getty Images

(CNN) アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空は、成田空港からドバイ国際空港に向かう旅客機内で今月19日、乗客が出産していたことを確認した。

同便は医療緊急事態が発生する中でも、定刻通りにドバイに到着したという。

乗客と赤ちゃんはエミレーツ航空の客室乗務員が手助けした。乗務員は機内での出産や心臓発作といった事態に対応できるよう、全員が医療措置の訓練を受けている。

エミレーツ航空はCNNに対し、母子とも安定した状態にあり、ドバイ到着時に現地の医療スタッフが出迎えたと説明した。

機内出産は比較的珍しい。エミレーツなどの航空会社は妊娠7カ月目までの妊婦について、医療上の問題がないことを条件として搭乗を認めている。

妊娠29週目からは医師や助産師の署名が入った証明書を携帯する必要がある。多胎妊娠の場合は32週目、単胎妊娠の場合は36週目以降は搭乗できない。

昨年5月にはフロンティア航空の米国内便で、乗客が客室乗務員に助けられて機内トイレで男の子を出産した。同年1月にはアフリカのガーナと米国を結ぶ国際便の機内で乗客が無事に出産している。

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