シロフクロウが温暖な南カリフォルニアに出現、専門家もびっくり

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北極圏が生息域のシロフクロウ、米カリフォルニアに出現

(CNN) 映画「ハリー・ポッター」の冬の魔法の世界に登場するようなシロフクロウが、米カリフォルニア州南部の海岸に近い住宅地で目撃され、専門家を驚かせている。

鳥類保護団体の全米オーデュボン協会によると、シロフクロウは北極圏のツンドラ地帯に分布し、雪の中でカムフラージュするために白い姿をしている。

専門家によれば、冬の間は米北部を南限としていることから、ワシントン州やメーン州などで見かけることは珍しくない。しかし南カリフォルニアでは極めてまれだという。

ロサンゼルス南部のサイプレスに初めてシロフクロウが現れたのは昨年12月中旬。27日からは毎日目撃されるようになった。

今ではこのフクロウを見ようと数百人が詰めかける日もあり、遠くからわざわざ訪れる人もいるという。

「私は2月にマニトバ(カナダ)に飛び、車で数時間かけてシロフクロウを見に行った」と話すのは、野生生物に詳しいジャレット・デイビーさん。カナダ北部の当時の気温は氷点下約30度だった。「まさか気温70度(セ氏約20度)の住宅地で、シャツ1枚という格好でシロフクロウを見るとは思わなかった」

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