ニシキヘビの体内から未消化のワニ、「嗅いだことのない臭い」 米

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死んだニシキヘビを解剖、体内から未消化のワニ

(CNN) 米フロリダ州の研究室でこのほど、死んだニシキヘビの体内からほぼ未消化のワニが見つかる出来事があった。

研究者らが死んだ体長約5.5メートルのビルマニシキヘビの体を触って調べていたところ、体内に何か大きな物が入っている感触がした。そこで、研究チームは死骸を解剖した。

「実は私もとても気持ち悪いと思った。解剖などには慣れているのだけど」。こう話すのは調査に加わった研究者の一人、ロージー・ムーアさんだ。

ニシキヘビの体内から出てきたのは、死んではいるがほぼ原形のままの体長約1.5メートルのワニだった。

CNN記者の「ひどい臭いだったか」との質問に、ロージーさんは「ひどかった。休憩を取り、新鮮な空気を吸おうと屋外を走った。あんな臭いは嗅いだことない」と振り返った。

フロリダ州ではニシキヘビの駆除を奨励している。他の多くの種を食い荒らし、急速に繁殖するためだ。ムーアさんによると、こうした状況は「ニシキヘビの侵略」と表現されることが多いという。

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