19世紀の吸血鬼退治キット、210万円で落札

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「吸血鬼」の退治用とされる19世紀末の道具箱が競売に出品された/HANSONS AUCTIONEERS and VALUERS LTD

「吸血鬼」の退治用とされる19世紀末の道具箱が競売に出品された/HANSONS AUCTIONEERS and VALUERS LTD

(CNN) 人の生き血を吸うと伝えられる魔物「吸血鬼」の退治用とされる19世紀末の道具箱がオークションにかけられ、予想価格の6倍に上る額で落札された。

英国のオークションハウス、ハンソンズによると、道具箱は英領インドの統治に携わった貴族、ウィリアム・マルコム・ヘイリー卿(1872~1969)が所有していた。匿名の英国人が6月30日、1万3000ポンド(約210万円)で落札した。

道具箱には古くから伝わる吸血鬼退治の手順に基づいて、十字架や聖水、木製の杭と槌(つち)、数珠玉、ゴート語の聖書、真ちゅう製のろうそく立てと火薬入れ、対になったピストル2丁が入っていた。

道具箱には、吸血鬼退治に必要とされる道具が全て入っているという/HANSONS AUCTIONEERS and VALUERS LTD
道具箱には、吸血鬼退治に必要とされる道具が全て入っているという/HANSONS AUCTIONEERS and VALUERS LTD

ハンソンズのオーナー、チャールズ・ハンソン氏は、これほど高位の貴族が道具箱を入手していたのは興味深く、吸血鬼伝説があらゆる立場の人々に浸透していることを思い知らされると指摘した。

オークションにはフランス、米国、カナダなど世界各地から入札があったという。

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