旅客機内で乗客が出産、客室乗務員が手助け 米フロンティア航空

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米フロンティア航空の旅客機内で乗客が出産し客室乗務員が手助けを行った/Matt Staver/Bloomberg/Getty Images

米フロンティア航空の旅客機内で乗客が出産し客室乗務員が手助けを行った/Matt Staver/Bloomberg/Getty Images

(CNN) 米フロンティア航空の旅客機内で、乗客の女性が客室乗務員の助けを借りて赤ちゃんを出産する出来事があった。同航空がフェイスブックへの投稿で明らかにした。

17日の投稿によると、女性はコロラド州デンバーからフロリダ州オーランドへ向かう機内で陣痛が始まった。女性を化粧室に案内して出産の手助けをしたのは、客室乗務員のダイアナ・ジラルドさんだった。

同機のクリス・ナイ機長によると、同機は行き先を変更してフロリダ州のペンサコーラ空港に着陸し、医師の助けを借りて母子が降りた後に、オーランドへ向かった。

フェイスブックの投稿でナイ機長は「乗員全員が素晴らしい仕事をした」とコメントしている。

「通信指令係も素晴らしい仕事をしてくれた。ペンサコーラ空港に連絡してゲートと救急隊を待機させるようはからってくれた。この仕事はうまくいった。全員が力を合わせて機上で赤ちゃん誕生を成功させたことをうれしく思う」

赤ちゃんの名前や性別は非公開だが、フロンティア航空によれば、特異な状況での誕生にちなんで「スカイ」というミドルネームが付けられたという。

機内での赤ちゃん誕生は今回が初めてではない。

昨年5月には、本土からハワイへ向かう旅客機内で女性乗客が出産した。この時は、乗り合わせていた医師1人と看護師3人が出産を手助けした。

「ヘイブン」と名付けられた赤ちゃんは、2016年にアラブ首長国連邦ドバイからフィリピンに向かう機内で誕生し、フィリピン航空から100万マイレージポイントをプレゼントされた。

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