丸太に挟まれ自分の脚をかみちぎった犬、救助され手術受ける 米ミシガン州

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米ミッドミシガン(WNEM) 米ミシガン州の動物保護施設で、餌や水、すみかを与えられない悲惨な状況下で見捨てられ、身動きが取れなくなっていた犬の外科手術が続けられている。この犬は、転がっている丸太に足を挟まれて動けなくなり、この状況から逃れようと自らの脚1本をかみちぎっていた。

サギノー郡動物保護センターのボニー・カニッキ所長はこの犬について、すぐに緊急の治療を受けたと説明。

「職員らが連絡を受けると、約45分以内に緊急治療を受けた。職員が出かけて犬を保護し治療を受けさせるまで1時間もかかっていない。これはとても素晴らしいことだ」と語っている。

同所長はこの犬について、予後も順調で、犬を引き取りたいとの連絡もいくつか来ているが、現在捜査中のため対応できないと話している。

その一方、見捨てられていたこの犬を発見したダリル・ヘリントンさんは、「座り込んでいた犬は、1本の脚が動かず、2本目の脚がなかった」と語っている。

へリントンさんはサギノーで仕事中、独りぼっちで裏庭に放置されている犬を発見。犬は身動きが取れず、抜け出すこともできない状態だったという。さらに脱出しようとして、自分の脚をかみ切ったとみられている。

ドックと名付けられた犬を1週間半前に助け出したへリントンさんは、自身が目にした状況に憤激。

「この犬は生き物なんだ。生きている動物なんだ。どうやったら動物をこんな状況に置いておけるんだ」と語っている。

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