手違いで届いた大量のマスクフレーム、病院に寄付へ 米女性

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米ニューヨークに住む女性のもとに、アマゾンから連日、注文した覚えのない大量の荷物が届く出来事があった/Courtesy Jillian Cannan

米ニューヨークに住む女性のもとに、アマゾンから連日、注文した覚えのない大量の荷物が届く出来事があった/Courtesy Jillian Cannan

(CNN) 米ニューヨークに住む女性のもとに、アマゾンから連日、注文した覚えのない大量の荷物が届いた。マスクの内側に入れて使うフレームが150箱以上。アマゾン側の手違いと判明し、女性は商品をすべて病院へ寄付することにした。

ジリアン・カナンさんの家に荷物が届き始めたのは今月5日。共同で手作り工房を開いているパートナーが仕事関係で取り寄せた商品だろうと考え、箱を片付けようとしたところ、中から出てきたのは子ども用のマスクフレームだった。写真を撮ってパートナーに送ってみると、注文した覚えはないという。

あて先はカナンさんの住所だが、名前は違った。単なるミスだと思っていたら、さらに続々と同じ箱が送られてきた。

アマゾンに事情を話すと、荷物は受け取って誤配の手続きをするよう言われたが、その後も配達はますます増えるばかり。留守中に玄関のドアが見えないほど積み上がっていたこともあった。

再びアマゾンに電話したが、詐欺の手口なのか単純なミスなのか、だれにも分からなかった。箱は貨物トラックに積まれた荷台ごと届くようになった。

最終的にはアマゾンの調査で本来の送り先が判明した。カナンさんはパートナーと話し合った結果、手元に残った大量のフレームをマスクの手作りキットにして地域の子ども病院へ贈ることにしたという。

2人はアマゾンに、カナンさんがこうむった迷惑の埋め合わせとして残りの在庫も寄付してほしいと持ち掛け、承諾を得た。病院側の希望も聞いて、必要な数を今週中にも発送したいと話している。

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