ワニを切開手術、飲み込んだ靴を取り出す 米動物園

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体長約3.2メートル、体重約154キロのナイルワニを手術し、飲み込んだ靴を取り出した/From University of Florida College of Veterinary Medicine/Facebook

体長約3.2メートル、体重約154キロのナイルワニを手術し、飲み込んだ靴を取り出した/From University of Florida College of Veterinary Medicine/Facebook

(CNN) 米フロリダ州にある動物園のワニに対してこのほど、切開手術が行われ、飲み込んでいた靴が無事に取り除かれる出来事があった。

手術を受けたのは、体長約3.2メートル、体重約154キロのナイルワニの「アヌケト」。観光客が昨年12月、ワニの生息地上空を滑降するジップラインから靴を落としていた。囲いの中で暮らしていたアヌケトがこの靴を食べてしまった。

フロリダ大学獣医学部の獣医師が2月5日、アヌケトに手術を行った。手術前には靴を取り除こうと複数回の取り組みが行われていたが、成功していなかった。

獣医学部のフェイスブックへの投稿によれば、最初は、アヌケトの食道に手を入れて靴をつかもうとしたがうまくいかなかった。

次に、切りこみを通じて靴を胃から食道へと押し、靴を引っ張り出そうとしたが、これも失敗した。

そこで、アヌケトに対して切開手術を行い、これは成功した。

アヌケトは靴を取り除いた後、動物園に戻り、元気を取り戻しつつある。

動物園のSNSへの投稿によれば、アヌケトは展示が行われていない場所で順調に回復しているが、一緒に暮らしていたワニと合流するにはもう少し時間がかかるという。

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