17年の周期ゼミ、今年は米国で大発生の予想

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今年は米国の一部の地域で17年周期の周期ゼミが発生するとみられている/Scott Olson/Getty Images

今年は米国の一部の地域で17年周期の周期ゼミが発生するとみられている/Scott Olson/Getty Images

(CNN) 今年は米国の一部地域で17年の周期ゼミが大発生する年になる見通しだ。

米バージニア工科大学によると、バージニア州南西部と、ノースカロライナ州およびウエストバージニア州の一部では、1エーカー(約4000平方メートル)当たり最大で150万匹のセミが発生する可能性がある。

幸いなことに、セミは人にとって無害だが、鳴き声の騒音には悩まされるかもしれない。

「一度に大量のセミが発生する地域や農場は、相当の騒音問題に見舞われる可能性がある」とバージニア工科大の専門家は予想する。

「これがそれほど頻繁には起きない驚くべき現象だと考えれば、騒音を迷惑に思う気持ちも和らぐだろう」とも言い添えた。

ただし、メスのセミが産卵する樹木やラン、つる植物などは危険にさらされかねない。

セミはものすごい数で大発生することもあり、活動が予想される地域の農家などは注意が必要だと専門家は指摘している。

セミは毎年あるいは周期的に発生する。周期ゼミが13年または17年の周期でしか発生しない理由は不明だが、天敵の周期と同期するのを防ぐためという説もある。

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