NORAD、今年もサンタ追跡をスタート

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北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は今年もサンタクロースの追跡を行った/Sean Gallup/Getty Images

北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は今年もサンタクロースの追跡を行った/Sean Gallup/Getty Images

(CNN) 北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は今年も米東部時間の24日午前4時(日本時間同日午後6時)すぎ、世界を飛び回るサンタクロースの追跡を開始した。

NORADのレーダーによると、サンタはそりを引くトナカイ9頭のチームとルートを確認した後、北極を出発。各地のクリスマスに間に合うよう、まずはロシア東部とアジアを訪れた。

NORADは赤外線センサーを使い、トナカイの鼻を手掛かりに正確な位置を把握するという。公式ホームページ上でサンタの現在地を公表し、ボランティアのチームが電話での問い合わせにも対応する。

NORAD司令官は記者会見で「サンタ追跡の伝統を受け継ぐことを誇りに思う」と述べる一方、サンタ追跡は二次的な任務であり、北米の防空が最優先の使命だと強調した。

CNNはサンタにもコメントを求めたが、今のところ返答は得られていない。

NORADがサンタクロースの追跡をするきっかけとなった広告/NORAD
NORADがサンタクロースの追跡をするきっかけとなった広告/NORAD

サンタ追跡の始まりは1955年にさかのぼる。コロラド州で地元紙の広告に掲載されたサンタへの電話番号が間違いだったため、NORADの前身にあたる組織の本部につながってしまった。当時の司令官がこれに対応し、子どもたちに一晩中サンタの位置を知らせ続けたのがきっかけだという。

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