「熱気球に乗ってみたい」 102歳の米男性が夢かなえる

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熱気球に乗ってみたいとの夢をかなえたラッセル・ヘンダーセンさん(中央)/Don't Stop Dreamin' Organization

熱気球に乗ってみたいとの夢をかなえたラッセル・ヘンダーセンさん(中央)/Don't Stop Dreamin' Organization

(CNN) 夢をかなえるのに決して遅すぎることはない――。「熱気球に乗りたい」という高齢男性の夢がこのほど、米ペンシルベニア州にある非営利団体(NPO)の助けによって実現した。

第2次世界大戦での従軍経験を持つラッセル・ヘンダーセンさん(102)は現在、同州ピッツバーグのホスピスで車いすの生活を送っている。

同州西部に拠点を置くNPO「Don’t Stop Dreamin(『夢見ることをやめないで』の意味)」はこうしたホスピスや老人ホームと提携し、「人生最後の夢」をかなえる手伝いをしてきた。

同団体はヘンダーセンさんの夢を聞いて、まず車いすで乗れる熱気球を探し始めたという。米東海岸一帯で熱気球を運行する企業を通じて特殊なバスケットが見つかり、準備は整った。

本番を迎えた5日、ヘンダーセンさんは熱気球に乗り込み、60分間の飛行を楽しんだ。この様子を撮影したビデオはフェイスブック上で公開された。

ヘンダーセンさんは飛行後、「102歳でも大きなことができる。きっとできると信じていた。最高の気分だった」と話した。

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