釣り針の刺さったマンタ、ダイバーに助け求める 豪州沖で撮影

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釣り針の刺さったマンタ、ダイバーに助け求める

(CNN) オーストラリア西部ニンガルーコースト沖でこのほど、釣り針の刺さったマンタがダイバーに繰り返し助けを求める様子が撮影された。

映像にはマンタがダイバーに近づき、目の下に刺さった釣り針を見せる様子が映っている。ダイバーの1人は何度か挑戦した末、針を外すことに成功。この様子をとらえた動画が拡散した。

写真家のモンティー・ホールズ氏はフェイスブックへの投稿で、「早くにマンタが見つかって本当に幸運だった。そっと水中に入って一緒に過ごすことができた」と振り返る。数分後、マンタの右目の下に複数の釣り針が埋まっており、ガイドのジェイクさんに繰り返し見せているのに気付いた。

ダイバーはマンタの目の下の釣り針を取ろうと何度も試み成功/Tourism Western Australia /Seadog Productions
ダイバーはマンタの目の下の釣り針を取ろうと何度も試み成功/Tourism Western Australia /Seadog Productions

「こんなことは想像していなかった。マンタは繰り返し戻ってきては体をひっくり返し、水中で止まった。明らかに助けを求めていた」(ホールズさん)

ジェイクさんはペンチを使って何度か除去を試みた。マンタはそのたびに戻ってきて、もう一度挑戦するよう促したという。ついに成功するとマンタは静かに海底に身を横たえ、ダイバーらとひとときを過ごした。

ホールズさんは「素晴らしい30分程の時間だった。これらの動物が知性と信頼を持ち、敬意を込めて接する人と強固なつながりを築くことの証しだ」とつづっている。

針が刺さっていたのはニンガルーコースト沖合に多数いるマンタの一匹で「フレックルズ」の名前が与えられている/Tourism Western Australia /Seadog Productions
針が刺さっていたのはニンガルーコースト沖合に多数いるマンタの一匹で「フレックルズ」の名前が与えられている/Tourism Western Australia /Seadog Productions

マンタは以前の潜水を通じてダイバーたちのことを認識していたという。

一帯の「ニンガルーリーフ」は世界遺産に指定されており、沿岸域のサンゴ礁として世界有数の長さを誇る。マンタは成長すると横幅6メートル超に達するが、毒の針を持つアカエイなどとは違い人間に危害を加えることはなく、ダイバーを歓迎してくれることも多い。

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