人間が日常生活で飲み込むプラスチック、週にカード1枚分 豪研究

微小なプラスチック片を週に5グラム、クレジットカード1枚分摂取しているとの研究結果が出た。平均で飲み水から1769粒、貝類から182粒飲み込むという

微小なプラスチック片を週に5グラム、クレジットカード1枚分摂取しているとの研究結果が出た。平均で飲み水から1769粒、貝類から182粒飲み込むという

(CNN) 人間が日常生活の中で体内に取り込む微小なプラスチック片は1週間当たり5グラム、クレジットカード1枚分に相当するとの研究結果が発表された。

「マイクロプラスチック」と呼ばれる5ミリ以下の小さな粒子は、食べ物や飲み水、大気中に含まれている。オーストラリア・ニューカッスル大学のチームが発表した研究によると、世界各地で1人が1週間に取り込むのは2000粒前後だという。

その元になっているのは洋服の化学繊維や歯磨き粉のマイクロビーズ、風雨にさらされて粉々になったプラスチックごみなどさまざま。川や海に流れ出すと、魚のえさに紛れて食物連鎖に組み込まれる。

研究チームが過去の研究52件を分析した結果、人間が取り込むマイクロプラスチックの中で最も多いのは飲み水が由来で、週に1769粒にも上ることが分かった。ボトル入りの水でも水道水でも同じことだという。

ただし地域差は大きいとされ、昨年の研究では米国とインドの水道水から欧州やインドネシアの2倍に当たるマイクロプラスチックが検出された。

2番目に多いのは貝類で、1人が毎週182粒、0.5グラム相当を飲み込んでいる計算だ。貝が水中のマイクロプラスチックを飲み込み、人間はそれを消化器官も含めて丸ごと食べるからだと考えられる。

チームによると、大気から吸い込む量は通常無視できる程度だが、環境によって大きく違うという。

人体に取り込まれたマイクロプラスチックが健康にどのような影響を及ぼすかは、今のところ詳しく分かっていない。

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