絶滅寸前のカメ、中国の動物園で死ぬ 残り3匹に

中国・蘇州の動物園で2015年に撮影された「シャンハイハナスッポン」のオス/VCG/Getty Images

中国・蘇州の動物園で2015年に撮影された「シャンハイハナスッポン」のオス/VCG/Getty Images

北京(CNN) 世界で最も絶滅の危機が差し迫っているカメとされる「シャンハイハナスッポン」のメス1匹が、中国・蘇州の動物園で死んでいたことが16日までに分かった。国営メディアが明らかにした。これで生存が確認されている同種のカメは、残り3匹となった。

90年以上生きたとみられるこのカメは、13日に死んだ。地元紙によると、死ぬ約24時間前には動物園のスタッフと国際的な専門家チームが人工授精を試みていた。

人工授精の措置に伴う合併症は発症していないと報じられたが、今後国内外の専門家が検視を行い、死因を特定するという。

地元紙によると、専門家らはこのカメの卵巣組織のサンプルを回収。保存して「将来使用する」方針だという。野生生物保護学会(WCS)は、シャンハイハナスッポンが絶滅の瀬戸際にある原因として、生息地の破壊のほか狩猟の対象となっている点にも言及している。

上記のカメの死を受け、地元紙は残るシャンハイハナスッポンの個体が3匹になったと報道した。1匹は同じ動物園で飼育されているオス。他の2匹はベトナムにいて、野生の中で生息しているとみられるが性別は不明だという。

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