おしりタッチが免罪の刑事法改正の動き 米ミネソタ州

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意図的なおしりタッチが処罰の例外となっているミネソタ州の刑事法の見直しが進んでいる

意図的なおしりタッチが処罰の例外となっているミネソタ州の刑事法の見直しが進んでいる

(CNN) 米ミネソタ州の州議会で衣服に隠されたおしりを許可なく触るなどしても罰せられない州刑事法の条項を削除する動きが進んでいる。

全米で性的嫌がらせ問題の告発が進んでいる社会情勢を踏まえた措置。同州上院の司法問題などを担当する委員会は7日、この条項の廃止を促す法案提出を支持した。条項は性的接触の定義について着衣の状態にある臀部(でんぶ)部分を意図的に触るなどした行為を除外している。

この条項が刑事法に盛り込まれた経緯は明確になっていない。ただ、少なくとも1988年にさかのぼるとみられている。

今回の法案を動議した上院議員2人は同州セントポールの地元紙「パイオニア・プレス」に、アメリカンフットボールのコーチが選手に奮起を求めておしりをたたく行為で処罰されないための対応策との見方を示した。

今回の法案が最終的に可決されても、性的接触の刑事罰の内容に変更はない。違反した場合は最大で禁錮1年に3000ドル(約32万1000円)の罰金となっている。

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